大分トリニータ 残り11試合、残留に向けて逃げ腰のサッカーはしない!

2021/09/09
  • 大分トリニータ

 最終節までの11試合全てが残留に向けて大事な試合となる大分トリニータ。「逃げ腰のサッカーはしたくない」とは片野坂知宏監督。今節の湘南戦も高い位置からプレッシャーを掛け、自分たちからアクションを起こして勝点3を狙うと明かした。

 

 27節・広島戦で完敗し、順位は最下位のまま。J1残留ラインの16位とは勝点差は9に広がった。敗戦を引きずらずに、うまく気持ちを切り替え、2週間の調整期間で体力とメンタルを整えた。結果が出ていないためチームの雰囲気は決して良くはないだろうが、キャプテンの高木駿は「全員が危機感を持っている。練習からいい意味で厳しい声掛けが出ているし、意思疎通が取れている」と、これまでと違った空気を感じている。

 

 勝利に必要なことは「失点を減らすこと」と高木は言う。直近の5試合で15失点、1試合平均3失点では負けて当然。得点は取れている。もちろん決めきれなかったチャンスもあったし、攻撃力を上げていく努力は続けるべきだが、強豪相手でもそれなりに得点は取れている。複数得点を期待したいところだが現実的ではない。失点を減らすことが先決である。

 

湘南戦に向けて追い込む選手たち

 

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