
サッカーU―17日本代表 代表の誇りを胸に、平野稜太が世界へ挑む 【大分県】
サッカー
大分トリニータは8月21日、昭和電工ドーム大分で北海道コンサドーレ札幌と対戦する。MF下田北斗選手にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は20日付本紙に掲載)
今シーズン、川崎から移籍し、MF小林裕紀選手やMF長谷川雄志選手らとボランチを組むことが多いMF下田北斗選手。片野坂知宏監督は、「ビルドアップのところで2人でバランスを取りながら押し込んだり、つなぎ役として守備のところでハードワークしながら核となってやってくれている主力メンバーです」と高く評価する。左足から繰り出される精度の高いパスやシュートで攻撃の幅を広げる心強い存在だ。
―サッカー人生の中で一番刺激を受けた選手は?
(元川崎の引退した)中村憲剛さんです。体がそんなに大きくない中で何年もJリーグのトップレベルの選手として活躍していたのを間近で見ることができ、参考になりました。いいアドバイスもいただき、一緒にプレーできたことは僕にとって財産になっています。
―これまでの経験をトリニータで還元するためにやっていることはありますか?
そうですね。まずはそれぞれが向上心を持ってやっていけば必ず成長できると信じています。それからサッカーはやっぱり「止める、蹴る」というところが大事なので、全体練習の後、一緒に自主練習をしています。特にこうしたほうがいいとかは言わず、自分としては日々トレーニングに向き合う姿勢を参考にしてもらえるよう、普段からしっかりやろうと思っています。いい見本になっているかは分かりませんが(笑)。
―ボランチというポジションで意識していることは?
チームとしての決まりごとを念頭に置き、相手の動きを見ながら体の向きや、自分の立ち位置を決めるようにしています。ただ、個人的にはボールを「前に!前に!」運びたいという思いが強く、隙を見逃さず、前線の選手へ(ボールを)通していけたらいいなと。また、ディフェンスラインが押し下げられてしまうのは良くないので、ラインを上げて、中盤の僕なんかがもうちょっとボールにプレッシャーに行ったほうがいいだろうし、状況に応じて良い判断をして前に行く姿勢を見せないといけないと思っています。
―今のトリニータに必要なことは何でしょうか?
どこが相手でも、自分たちがしっかりボールや主導権を握ることが大切で、そういう時間帯を増やしていけたらと思っています。受け身になりすぎないよう、自分たちのサッカーの時間を長くすることが勝利につながるかなと。1点取っても、2点目を取りに行く姿勢ですね。内容は納得いくものでなくても、プロでやっている以上、結果はとても大事。どん欲に「勝利」を目指すことです。
―連戦をどう乗り切っていきますか?
目の前の試合に集中することが大事だと思うし、試合で出た課題をしっかり修正しながら次につながる戦いをして、良い結果を残せるようやっていきたいです。昭和電工ドームでの応援、よろしくお願いします。
(小野郁)
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