トリニータ  ポープ・ウィリアム インタビュー「全員の意思を統一し、タイミングを合わせてやりきることが大事」

2021/07/09
  • 大分トリニータ

大分トリニータは7月10日、昭和電工ドーム大分で浦和レッズと対戦する。GKポープ・ウィリアム選手にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は9日付本紙に掲載)

 

 

 今シーズン、2年ぶりに完全移籍でトリニータに復帰したGKのポープ・ウィリアム選手。プロサッカー選手になって9年目、4月25日のアウエー浦和戦でようやくJ1デビューを果たした。「諦めなくて本当に良かった。僕は這(は)い上がった…」と、これまで支えてくれた母親をはじめコーチや友人たちへの感謝の気持ちをブログにつづった。「いまは内容どうこうではなく、結果が一番なので、しっかり結果を出していきたい」と表情を引き締めた。

 

先発が定着し試合を重ねていますが、手応えは?

 例えば(ゴール前から)出る場面なのか、止まる場面なのか、中には(自分の)ポジショニング次第で防げたかなという失点もあります。毎回、出てきた課題を修正して次に臨むよう努めているので、試合に出始めた最初の頃と比べたらプレーは少しずつですが整理されてきたかなと。ただ、僕の中ではまだまだ100%の力を出し切れていない感じもしています。

 

 

今シーズンは勝ち点を積み上げられず苦しい戦いが続いています。高めていきたい部分は?  

 正直、どことやってもめちゃくちゃ(力の)差を感じて負けたという試合はなくて、本当に僅差だったなという思いが強く、その、わずかな差を埋めていけるようしっかりやっていきたいです。プレスに来た相手に対していかに数的優位をつくられるか、サイドで崩す場面など、全員の意思を統一し、タイミングを合わせてやりきることが大事。サイドや前線の選手ならシュート、僕だったらゴールを守ることです。

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