トリニータ リーグ再開に向けてコンディションを整え、戦術も浸透

2021/06/18
  • 大分トリニータ

 3週間の中断期間を経て、リーグ戦が再開する。大分トリニータは現在3勝3分10敗で暫定19位。中断期間中は「コンディションを整えて、戦術を合わせ、攻守の切り替えや球際などベーシックとなる部分の質、スピードを徹底した」と片野坂知宏監督。練習では、選手間でプレー強度を求める声が出るようになり、札幌戦から始まる3連戦に向けてチームの状態はよさそうだ。

 

 中断期間中にあった天皇杯では、これまで出場機会の少なかった選手を積極的に起用し、チームの底上げを図った。片野坂監督は「(格下相手に)厳しい試合となったが、選手は自分の役割を理解し、奮起してくれた」と手応えを感じた様子。大卒3年目の長谷川雄志や高沢優也が得点で存在感を示し、大卒ルーキーの井上健太は全得点に絡む活躍で猛アピール。先発メンバーがある程度固定されていた中、新しい力の台頭でチーム内競争が激しくなった。伊佐耕平は「いい感じでポジション争いができている」とチームに流れるポジティブな雰囲気を歓迎した。

 

球際などのプレー強度を求めた

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