トリニータ 期待の新戦力、ブラジル人選手が間もなく合流
2021/04/10
- 大分トリニータ
ブラジルU-20代表歴のあるDFエンリケ・トレビザン、MFマテウス・ソウザ・ペレイラの2選手の合流が近づいた。新型コロナウイルス感染症の隔離期間を経て、トレビザンは来週中に、ペレイラは4月末にチーム練習に参加する予定だ。西山哲平GMは「2人とも練習ができていないし、試合からも遠ざかっているのでコンディションを確認してからになる。ただ、どちらも特徴を最大限に発揮すればグループとして仕事ができる」と期待する。
ペレイラは4日に来日。翌日から滞在先の「Jヴィレッジ」(福島県)で体を動かしている。9日にオンライン取材に応じ、「チームの勝利に貢献してサポーターを喜ばせたい。自分は守備的ボランチだが攻撃参加が好き。ゴールを狙いたい」と意気込みを語った。
ブラジルでは2カ月ピッチでプレーすることはなかったが、個人的にフィジカルコーチを雇い、練習に励んだ。自身初の海外でのプレーとなるが、取材に応える表情は明るく、リラックスできている。ブラジルでは主にボランチが主戦場となったが、1対1の対応も良く、3バックの右のストッパーとしても試合に出ており、安定した働きでチームに貢献した。
個人として高い能力を見せており、「どのポジションでも対応できる。今季の大分の試合は全て見ている。勝ち切れないがチームの目指すところは明確。下を向く必要はない」と、すでにチームの一員としての自覚がある。センターバック、ボランチでのプレー経験があり、そのユーティリティー性がチームの戦術を広げてくれそうだ。
終始笑顔で取材に応じるペレイラ