
珠玉の一枚 Vol.41 【大分県】
その他
大分トリニータは21日、昭和電工ドーム大分でサンフレッチェ広島と対戦する。FW伊佐耕平選手にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は20日付本紙に掲載)
大卒ルーキーとして入団し、「一日一日、しっかりやってきたからこそ今がある」と話してくれた伊佐耕平選手。練習初日のインタビューでは「みんなまだ遠慮しているようなので、仲良くというか、お互いを知るためにコミュニケーションが取りやすい雰囲気をつくれたらいいなと思っています」とチーム愛をにじませた。大きな覚悟で背負った〝13番〟と共に8年目のシーズンに挑む。
―開幕していきなり連戦ですがコンディションはいかがですか?
大丈夫です。去年、経験しているので連戦への特別な思いはないです。1試合1試合戦っていく中で勝てるよう、みんなしっかりと準備しているし、チームの雰囲気もいいです。
―チームは新しいことに挑戦していますが、伊佐選手の役割も変わりますか?
僕自身のプレーは変わりませんが、新しい選手がそれぞれの特徴を出してくれれば新しいチームになるのかなと思います。サイドに入る選手が入れ替わったので、新加入の選手の特徴を生かしつつ、自分の要望を伝えるようにしています。
―今年はかつて高松大樹選手の背番号として親しまれていた13番を付けました。どのような活躍をして存在感を示していきたいと考えていますか?
チームが勝つことが一番ですが、結果にこだわって貪欲にシュートを狙い、自分の持ち味も発揮していけたらと思っています。
―4チーム降格という例年にない厳しいシーズンになりそうですね。
そうですね。ですが、残留の勝ち点のラインは変わらないと思うので、(そのラインまで)チームを勢いづけていけるようなプレーをしたいなと。うまいプレーはできないですけど、勝ちに行く!という強い姿勢を見せてチームを引っ張っていけたらいいなと思っています。
―具体的には?
自分たちでボールを保持してスキをついて攻撃するという戦術自体はこれまでと変わらないので。まずは長い時間、自分たちでボールを持てるようにして、その中で(長沢)駿さんの高さを生かしてサイドから点が取れればチームとして勢いづくと思います。
―お子さんが誕生したそうで、おめでとうございます。イサチューブ(自身のYouTubeチャンネル)でも筋トレ、コーヒー、読書といったルーティンを公開していますが、暮らしに変化があるかもしれませんね。
まだ会えていないので実感が湧かなくて・・・。子育てを楽しみながら、それを力に変えて頑張っていきたいです。今年はホームでたくさん勝ち試合を見せたいので、ドームに来ていただければうれしいです。
(小野郁)
=プレー写真は大分トリニータ提供=
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