トリニータ 羽田健人インタビュー「どこのポジションでも出られるようにやっていきたい」

2020/12/04
  • 大分トリニータ

大分トリニータは6日、昭和電工ドーム大分でベガルタ仙台と対戦する。DF羽田健人選手にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は4日付本紙に掲載)

 

 

 「ホーム浦和戦で守備の範囲がちょっと広くなったなと感じましたが、感じただけであって、やれてるなと思うことは一つもないです」と話すプロ1年目の羽田健人選手。昨シーズン、関西大学4年でトリニータの特別指定選手となり、第33節(仙台戦)でJリーグデビューを果たした。本職はセンターバックだが、第10節(横浜FM戦)からボランチとして、出場機会を増やしている。

 

―戦術で苦労したことは?

 3バックはこれまで経験したことがなかったことと、ポジショニングで、どれくらい絞るとか、広げるかという部分でちょっと苦戦しました。

 

―出場機会が得られない中、ボランチでの出場が増えました。ボランチとセンターバックではどこが違いますか?

 センターバックは最終ラインなので、一つのミスが即失点につながることもあって緊張感があります。一方、ボランチは後ろに3人いるのでめちゃくちゃ心強く、自由にプレーできます。一番声を掛けてくれるのはノリ君(鈴木義宜選手)で、「そのコースを消せ」とかポジショニングのところを言われます。

 

―周りと連携して“崩し”もやっているし、攻撃にも思い切りが見られます。自身の攻撃センスは?  

 自分で工夫してシャドーと絡んだりしていますが、練習の時から前にいるノム君(野村直輝選手)やサンペイさん(三平和司選手)が結構指示をくれるので、それを聞きながらやっています。攻撃のセンスはないです(笑)。

 

―同じDFの選手として鈴木選手をどう見ていますか?

 最近、全体練習の後、一緒に別メニューの下半身の筋力トレーニングに努めていますが、力を一気に0から100に持っていったり、自分では動かせないところをノリ君はやってのけるし、とにかく、体の使い方についてものすごく勉強しているので、毎日学んでいます。

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