トリニータ 後半戦スタート エネルギッシュに躍動感を持って戦う
2020/09/26
- 大分トリニータ
後半戦の3つのテーマ
・エネルギッシュな躍動感
・リズムのある時間帯で確実に点を奪う
・負傷者の穴を埋める戦力の台頭
評価の難しいシーズンだ。大分トリニータはリーグ戦の半分を折り返し、6勝4分9敗で暫定12位。開幕前に掲げた「6位以内」という目標から離れているが、今後の戦い方次第では届かないことはない。ただ、今季のチームは好不調の波があり、勢いに乗ったと思えば低調な試合をし、連敗が続くかと思えば一気に快方に向かったりと気まぐれだ。もちろん監督やスタッフ、選手はチームの勝利のために万全の準備をし、ベストな状態で試合に臨んでいる。
5年目の片野坂知宏監督の下で、チームはこれまでと同じように、GKからボールをつないで攻撃を組み立てるスタイルをベースに、自分たちが主導権を握るサッカーを展開している。その成果はリーグ再開後の3戦負けなしという結果に表れ、上々の再スタートを切ったかに見えた。だが、5節のG大阪に敗れてから5連敗を喫す。セットプレーからの失点が続き、試合内容も改善の兆しが見えなかった。その後も、突如、躍動感のあるサッカーを見せて波に乗るかと思えば、また連敗するなどムラのある試合が続く。
渡大生らの奮起に期待