トリニータ チーム最年長となった三平和司、自然体でシーズンを迎える

2020/02/10
  • 大分トリニータ

 大分在籍8年目、今季はチーム最年長となった三平和司。来るシーズンに向けて仕上がりは順調だ。「昨年はインフルエンザで出遅れたが、今年は万全。年々、求められることは違うが成長を感じている」。32歳の表情はいつも明るいが、今年は充実感が漂っている。三平のポジションは固定されていないが、ここ数年はトップとその下のシャドーで出場することが多い。得点、アシストとフィニッシュに関わることが求められ、この重要なポジションは毎年のように補強が敢行される。今年はFWの知念慶、渡大生、MFの野村直輝、町田也真人が加わり、彼らとポジションを争うことになる。

 

 片野坂知宏監督が就任した当初からチームに在籍する三平は、常に主力として起用されている。新加入選手と比べて戦術を熟知しており、一日の長があると思っていたがそうではないようだ。「戦術は毎年のように変化しているので、それほどアドバンテージにはならない。長く一緒にやっているので監督の性格とかは分かる部分はある」と話す。起用法についても、「監督は既存の選手が試合でどれだけのパフォーマンスを見せるかは分かっているので、同じくらいの力なら新しく入った選手を使うと思う」と分析。それでも「必ずチャンスは来る。そのときに最高のパフォーマンスを見せればいい。ポジションの序列は気にならない」と前向きな言葉に自信がにじむ。

 

今季は始動からコンディションは良好

 

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