トリニータ 鈴木義宜インタビュー「どれだけ自分に矢印を向けて、自分の課題と向き合っていくか」

2019/11/08
  • 大分トリニータ

 大分トリニータは10日、昭和電工ドーム大分でガンバ大阪と対戦する。DF鈴木義宜にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は8日付朝刊に掲載)

 

 残り4試合、早々にJ1残留を決めたトリニータ。後半戦、やや足踏みした期間のことを尋ねると、「勝てないってずっと思っていました(笑)。ただチャンスで決めきれてないシーンが多く、ならばもっとチャンスの回数を増やしていこうと考えました」と話す鈴木義宜選手。今シーズン、監督から託されたキャプテンの任については特に意識することがなかったというが、チームが順調に戦ってきたことの裏返しでもある。さらなる高みを目指して突き進め。

 

―ちょっと早いですが、今シーズンを振り返っていかがでしたか?

(チームの)雰囲気もいいですし、お客さんにもたくさん入ってもらえて、トータルで楽しめています。とりわけ2万人超は気持ちも上がり、うれしかったです。

 

―J1で確かな手応えをつかみ取ったという感じでしょうか?

どのカテゴリーにいても、一年を通して自分たちのサッカーができたり、できなかったりするなかで“勝ち”を拾えているので、そういう意味でもまあまあ良かったかなと。でも欲を言えば、自分たちが主導権を握る試合をもっとやれていたらとも思います。

 

―最近ではロスタイムに決めた浦和戦。逆にロスタイムに逆転や同点にされたこともありましたね。

毎回、勝つために準備をして試合に臨んでいますが、結果がどう転ぶかは紙一重の部分が大きいなと。チャンスを決めきれるか否か、特にJ1は一発で仕留める選手が多いので、そこはより注意深く戦いました。

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