トリニータ 田中達也インタビュー「想像していなかったような新しい発見もある」
2019/09/14
- 大分トリニータ
大分トリニータは14日、大分市営陸上競技場で湘南ベルマーレと対戦する。MF田中達也にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は13日付朝刊に掲載)
移籍してきた時、「僕、サッカー好きなんですよね」という第一声が印象的だった田中達也選手。オフや練習後は海外やJのいろんなチームのサッカーを見ているそうだ。「それぞれ特徴があり、良いとか悪いとかは絶対ないと思いますが、大分の戦術はすごく好きだし、いいサッカーだと思っています」。取材に答える姿勢には誠実さがにじんでいた。
―移籍して約2カ月、実際にプレーした感想は?
自分の考えているサッカーと同じだなと。気持ちよくできる部分と、さらに深いところというか、想像していなかったような新しい発見もあって、すごく楽しくやれています。
―初スタメンのアウェー川崎戦では積極的に攻撃参加されていましたね。
スピード感あるドリブルで裏に抜け出すプレーは自分の持ち味ですが、最後にいいクロスボールを上げられなかったり、シュートが決まらなければ勝利につながらないので、もっと勝ちにこだわってやっていきたいです。
―後半戦は引いてくるチームが多く、ボールを回す時間が増えているように思いますが。
前半戦より結果は出ていないかもしれませんが、そこをネガティブに捉える必要は全然ないと思っています。相手は前から取りに行ったらゴールを奪われるから引かざるを得ない。つまり自分たちが主体的にボールを保持でき、自分たち主導でゲームを進めているということで、決して後退ではなく、むしろチーム力は1ランク上がっていると思います。