トリニータ 三竿雄斗インタビュー「しっかり自分と向き合って、リラックスして試合に臨む」

2019/08/16
  • 大分トリニータ

 大分トリニータは17日、ホームの昭和電工ドーム大分で鹿島アントラーズと対戦する。DF三竿雄斗にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は16日付朝刊に掲載)

 

 今シーズン、鹿島から完全移籍で加入した三竿雄斗選手。「僕、東京出身ですが、都会のごみごみした感じがあまり好きじゃなくて、きれいな田舎が好きなんです。大分の町ってきれいだし、自然も繁華街もあるし、飯もうまいし、温泉もいい」とべた褒め。サッカーについては「積極的に攻撃に関わっていかないと、僕が試合に出る意味がないです」と、表情をきりりと引き締めた。

 

―神戸戦では後半の早い時間帯に追いつきましたね。試合中、心掛けていることは。

相手のミスを見逃さずに得点することは大事で、逆に自分たちもイージーなミスをしないよう気をつけています。給水タイムは監督から具体的な修正の指示があるなど、皆で集まって話せるので、活用していきたいと思います。

 

―6位という順位については。

目標は残留ですが、連勝すれば上が見えてくるはず。シーズン当初のフレッシュな気持ちを思い出し、頭の中をクリアにすること。「勝ちたい」気持ちプラス、一人一人がしっかり自分と向き合って、リラックスして試合に臨むことが大事だと思います。

 

―鹿島ではグロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)に苦しんだようですね。

 (湘南から鹿島に)移籍後、3、4カ月して痛くなり、回復して試合に出ても、またすぐに激痛に見舞われる。それを4、5回繰り返すと、一生治る気がしなくて精神的にもきつかったです。結婚して子どもが生まれたばかりだったことが支えでもあり、唯一の楽しみでした。振り返ると、それまでは漠然と生きていたので、いろいろ考えるきっかけにもなったし、改めてサッカーができるありがたさを感じています。

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