スパークルおおいた ジャパンサイクルリーグ開幕を控え、期待高まる

2021/03/26
  • スパークルおおいた

 そのゴール手前での勝負を任されるエースの大役を担うのが黒枝咲。「チームのポテンシャルしか感じない。メンバーの半分がスプリンターなので、勝負が最後までもつれたら勝機は高まる。開幕戦で優勝すればチームも選手の価値も上がる。狙いたい」。語る言葉に自信がみなぎる。

 開幕戦となる「カンセキ真岡芳賀ロードレース」(栃木県)は比較的平坦なコースで、スパークルおおいたとの相性は良い。戦略を立てる黒枝士は、「他チームの力関係、当日の戦況に応じて、考えられることはシミュレーションしている。開幕戦は面白い展開になると思う」と咲哉同様に手応えを感じている。

 

 チームは年明けから、強化合宿として県内一周、九州一周をしてチームの一体感を高めるとともに、ファンとの交流を図った。黒枝咲は「結束力が高まり、応援してくれる方々の熱を感じた。新チームだが開幕戦から結果にこだわりたい」と力強く語った。

 大分の新たなプロチームは旋風を巻き起こす覚悟だ。

 

開幕戦での勝利を目指すスパークルおおいたのメンバー

 

 

(柚野真也)

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ