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大分Bーリングス 身体能力の高い13選手を加え、新シーズンに期待

大分Bーリングス 身体能力の高い13選手を加え、新シーズンに期待

 野球の九州アジアプロ野球機構に加盟する大分Bーリングスは、来季の新入団選手発表会見を行った。独立リーグや大学、専門学校、高校を経て、トライアウトで合格した13選手が加入。来季から指揮する小野真悟監督は、「技術だけでなく身体能力を伸ばし、個性のある選手を育てたい」と話し、来年2月からのキャンプに向けて期待を膨らませた。

 

 今季から始まった九州アジアプロ野球機構のリーグ戦では、熊本サラマンダーズと2チームで競ったが、戦力及ばず負け越した。来季からは北九州のチームが加わり、3チームで競うことになる。先にある日本野球機構(NPB)でのドラフト指名に、1人でも多くの選手を輩出することがクラブの目標だ。

 

トライアウトに合格した13人の入団会見

 

 情報科学高校出身で、西日本工業大学を経て入団が決まった伊藤昴将投手は、186cmから投げ下ろす角度のあるストレートを武器とする右腕。「大学4年間で成長した姿を地元の方々に見せたい。まずはキャンプまでに体を仕上げ、チーム内の競争に勝つことが大事。開幕からローテションに入って、NPBを目指したい」と抱負を述べた。

 

 来季は残留した15人とトライアウト合格者13人、外国人選手2人、元NPB選手2人の計32選手でシーズンを戦うことになる。2月1日のキャンプからチームは本格的に始動し、3月末に開幕を迎える。森慎一郎社長は、「バッテリーを中心に補強したが、若くて才能のある選手が集まった。心機一転でシーズンを戦い、その先にNPBがある。今は楽しみしかない」と開幕を心待ちにしている。

 

来季の入団が決まった伊藤昴将投手

 

 

(柚野真也)