その時、その瞬間を1枚の写真で表現する 鶴崎工業高校写真部 【大分県】
2024/04/12
数々のコンテストや大会での受賞歴を誇る鶴崎工業高校写真部。第7回全九州高校総合文化祭では、今春卒業した清原梨央が展示作品で優秀賞、渡辺芽依(3年)が撮影大会で銀賞を受賞した。
1年生の頃から県高校文化連盟写真中央展など、多くの受賞歴を持つ清原。入学と同時に写真部へ入部した。元々写真を撮ることが楽しかったというが、幼い頃からカメラを持ち、自分を撮ってくれていた父親の姿が、本格的に写真を始めるきっかけとなった。九州総文では、先生のお別れ会で行った公園でインスピレーションを受け、ピンクの土管を撮影した。「1色のピンクでも濃淡があり、きれいに撮ることができた。土管の穴から見える景色の見え方も、面白く表現できた」と、色調や画角のバランスを1枚の写真に表現した。この3年間で写真の魅力を感じた清原は「卒業後もさまざまなコンテストに挑戦していきたい」と話す。
独特な画角と色彩を大事にする清原梨央