笑顔とあふれ出るエネルギーで「甲子園」を目指す 日本文理大学付属高校ダンス部
2021/11/18
「一人一人のうまくなりたい意識が大事。日頃の練習が実力になる」。部長の内田稟椛(2年)は真剣な表情で語る。1年生16人、2年生7人がほぼ毎日2時間の練習に励む。日本文理大学付属高校ダンス部は、高校ダンス部の日本一を決める「全国高校ダンス部選手権(通称・ダンス甲子園)」に出場するために、スキルを高めている。
ダンス甲子園には少人数で構成するスモールクラスと、13人以上のビッグクラスがあり、日本文理大学付属はビッグクラスにエントリーする。大人数の演技はダイナミックで迫力があるが、動きをそろえての位置移動や腕や足の高さなど細かい部分まできれいにそろわなければ高い評価は得られない。一糸乱れぬ演技が求められる。全国へは、九州予選で上位2校に入らなければいけない狭き門だ。昨年の九州予選では、「強豪校と呼ばれる他県の高校はレベルが高く、圧倒された」(内田)。
互いに教え合いながらスキルを高め合っている