吹奏楽 難曲に取り組み、県代表となった大分高校

2021/08/12

 県吹奏楽コンクールでは自由曲に、難曲の「交響変奏曲」を選び、1年前からコンクールに向けて練習してきた。部長の森山怜実(3年)は「難しい曲を選んで後悔したこともあったが、パートごとにしっかり練習したことで音の厚みが出るようになった」と話す。副部長の吉良彩香(同)は「各パートに個々の技術が高い人がいるので、教え合ってまとまりができた」と団結力に胸を張る。

 

 九州吹奏楽コンクールに向けて、夏休みの期間は全体練習を増やし総仕上げ。九州のレベルは高く、全国大会の出場権を手にするのは困難だが、亀山桜英(同)は「毎日短い練習時間のなかで集中して練習できている。難しい自由曲だったが、今は楽しんで演奏できている」と成長を口にし、谷村春佳(同)は「九州大会では3年間の集大成として最高の演奏をしたい」と意気込みを語った。

 

部員をまとめる部長と3人の副部長

 

 

(柚野真也)

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