合唱 全総文に出場する大分舞鶴、一音一語に魂を込める

2021/07/29

 「考えて、感じて、歌う」をモットーにソプラノ、アルト、テノール、バスの混成4部合唱で喜びや悲哀を奏でる大分舞鶴の音楽部。8月は1日に行われる「第76回九州合唱コンクール大分県大会」、6日の「全国高校総合文化祭(全総文)」と大きなコンクールが続き、総仕上げの最中だ。

 

 部員は3年生10人、2年生14人、1年生10人。「ここ数年で一番多い」と部長の須賀百香(3年)。進学校であるがゆえに夏休みも補講や塾など、全員がそろうことが極めて少ない。コンクールに向けて不安は募るが、須賀は「仕上がりは悪くない。それぞれの個性を出していつも通りに歌えば大丈夫」と話し、長田聖(同)は「本番に強いのが舞鶴の特徴。変な緊張感もなく、学年、パート関係なく言いたいことを言える環境がある」と手応えを感じている。

 

明るく部員を引っ張る足立泰誠(左)と長田聖(右)

 

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