主将奮闘記vol.3 明豊高校バスケットボール部 金丸瑞稀(2年) 「勝つことで自信を深め、強さを手にしたい」

2021/02/03
  • 主将奮闘記

 2015年に全国高校選手権大会(ウインターカップ)に出場して以降、全国舞台から遠ざかっている女子の明豊高校バスケットボール部。低迷期を乗り越え、昨年は県高校総体、ウインターカップ県予選でベスト4入り。今年からシード権を得て、新チームとなり最初の公式大会となる県高校新人大会を迎えている。

 1年生の頃から試合に出場し、昨年からエースとして活躍するのが金丸瑞稀(2年)。外角からのシュートを得意とするチームの得点源は、キャプテンの重責を背負ったことで勝利への思いが強くなった。「チームが強くなるために何ができるかを考えている」。強いチームは勝負強い。勝つことでしか手にすることのできない“何か”を求め、コート上では唯一無二の存在になる覚悟だ。

 

Q:キャプテンになった経緯は?

 ウインターカップ県予選が終わった2週間後ぐらいに、チーム内の投票で選ばれました。キャプテンになったことがないので不安でしたが、今まで経験できなかったことができると、ポジティブに思うようにしています。

 

Q:キャプテンとして心がけていることは?

 一人一人に声をかけるようには意識しています。これまで、思っていることを口にしたり、態度に出すのは苦手でしたが、「キャプテンなんだから」「自分を変えなければ」と思っています。

 

Q:新チームの手応えは?

 技術の高い選手が多く、前のチームとメンバーもほぼ変わっていない。目指すバスケも変わらないのでチーム力は上だと思います。最近はオフェンスからリズムをつくれているし、ジャンプシュートの成功率も高くなっているので、いい状態を保てています。4月になれば実力のある新入生が入ってくるので、ユニフォーム争いが厳しくなるけど、チームが強くなるためには必要だと思います。

 

Q:どんなプレーでチームの勝利に貢献したいですか?

 チームが困った時に得点できる選手になりたいです。そのためには得意のジャンプシュートの成功率を上げ、苦手な接触プレーからも得点できるようにしたい。ルーズボールの奪い合いでも負けないように、強い気持ちを持って、みんなを引っ張りたいです。

 

エースであり、キャプテンでもある金丸瑞稀

 

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