OITA SPORTS

6/30 MON 2025

supported by

塩塚

サッカー サッカー

オー!エス!に刻まれた名言 #044

オー!エス!に刻まれた名言 #044

高校スポーツの冬の全国大会県予選が終わった。各競技で数々のドラマがあり、心を揺さぶる魂のこもった言葉があった。また、J2降格が決まった大分トリニータの選手や監督の言葉には悔しさがあふれていた。

 

 

苦しいときはスタンドを見ろ

 

中津東高校サッカー部 首藤啓文監督

決勝戦を前に選手に伝えた。「自信を持って堂々と胸を張ってキックオフを迎えよう。手づくりの(全選手の名前が書いた)横断幕を見たよな。俺はこんなに応援してもらったこと、支援してもらったことがない。スタンドにいる人たちが感動で涙が出るような、熱いプレーをしろ」

 

 

俺の力ではどうにもならない。お前らが力を出してくれ

 

大分工業高校サッカー部 友成義朗監督

20年ぶりに、全国高校サッカー選手権県大会の決勝に進出。決勝前のロッカールームでの言葉。敗戦となり結果は残せなかったが、ロッカルームを出る前に「ここから出たら胸を張れ。下を向くな。いいか、自信を持て」と選手に声を掛けた。

 

 

うまいだけでは勝てないってことが、今回分かったと思う

 

大分工業高校サッカー部 キャプテン増田海斗(3年)

決勝戦で敗れ、「相手より、俺らの方がうまかったが弱かった」と負けを認め、後輩たちに「この悔しさを次に生かしてほしい」と伝えた。

 

 

 

何も考えられなかった

 

大分トリニータ 伊佐耕平

降格が決まった瞬間、膝に手を添えて下を向いたまま動かなかった。試合後に「J3からいろんな選手と戦ってきた。(J2に)落とした責任を感じている」と振り返った。

 

 

すべては私自身の責任です

 

大分トリニータ 片野坂知宏監督

リーグ戦2試合を残してJ2に降格した直後のコメント。「選手の良さを引き出せず、勝ちにつなげることができなかった。これまで積み上げたことを試行錯誤しながらやってきたが、私に力が足りなかった」と全責任を負った。

 

 

大会結果