オー!エス!に刻まれた名言 #037
2020/11/24
- コトバのチカラ
今年最初で最後の全国切符を懸けた戦いがあった。
コロナ禍で目指す場所を失い、日常が非日常となった日々を乗り越え
試合に対する思いは例年以上だったに違いない。
選手や監督の金言の数々に耳を傾けたい。
今回は全日本バレーボール高校選手権大会(春の高校バレー)県予選編
勝って泣け、勝って泣こう
江崎裕之監督(大分工業)
決勝戦は第5セットまで持つれる接戦だったが惜敗。「潔く負けを認めて、前を向いて来年リベンジすると思うなら、(勝負を分けた)この2点を取り返さないと」と1、2年生に語った。
まだ何も得ていない
竹内誠二監督(東九州龍谷)
21連覇を達成するも「大分県の代表を取っただけ」と気を緩めることはない。目標はあくまで「日本一連覇」と、大一番に向けて気持ちを引き締めた。
冷静に気合を入れた
柿原茂徳監督(大分南)
第5セットが始まる前に選手を全員会場の外に出し、「戦術的なことは何も言わなかった。1セット目の入りのようにリセットさせた」。この絶妙な間により選手は冷静さを取り戻し、優勝につながった。