ジュニアアスリート発掘 1期生・宮成孝輔(大分東明1年)アーチェリー
2018/09/23
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高校はアーチェリー部のある大分東明に入学し、全体練習後も個人練習をこなし実力をつけた。初めての公式戦となる県高校総体では個人戦で見事に優勝。競技を始めてわずか2カ月余りで結果を出し、周囲を驚かせた。宮成は「県で優勝するのは通過点。全国大会出場の常連となり、高校3年間で日本一を目指す」としっかりと目標を定めている。
8月の全国高校総体は、初めての全国舞台で緊張し、思うように力を出し切れなかった。「インターハイを経験して平常心でいることの重要さを知った。ミスを引きずり気持ちを整理できなかった。身体的な面ではもっとインナーマッスルを鍛える必要を感じた」と明確な課題が出たことを収穫と捉えている。9月の県新人大会では“心の乱れ”を修正し切れず、準優勝に終わった。アーチェリーを始めて半年、足りないものは経験であり、今後は道具の調整など学ぶべきことは多いが、それは成長の糧でもある。「僕のアーチェリー人生は始まったばかり。これからです」と前を向く。
チーム大分ジュニアアスリート発掘事業では、平成30年度の3期生を募集している。対象は小学6年生。締め切りは10月中旬。問い合わせは、大分県体育保健課競技力向上対策班(℡097-506-5641)へ。
(柚野真也)