全国高校サッカー選手権の出場権は誰の手に。10月20日に県予選が開幕

2018/09/04
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 高校サッカーのメインイベントとなる全国高校選手権大会に向けて県予選の組み合わせ抽選会が行われた。今回は37校が全国選手権の出場を懸けてトーナメントを戦う。10月20日から県内各地で1回戦が始まり、決勝は11月18日に大分市の大分銀行ドームである。

 

 第1シードは県高校新人大会優勝、県高校総体ベスト4の柳ケ浦だ。県内だけでなく全国各地から能力の高い選手が集まり、部員96名の大所帯は戦力が充実している。攻撃は1年生の時からレギュラーとして活躍する芝崎翼(2年)を中心に、強烈なミドルシュートが打てる北原建信(2年)、ゲームメーカーの大村幹太(2年)らに加え、キム チュンニョン(3年)がけがから復帰し、戦力は充実している。キャプテンの鞭馬龍也(3年)は、「対戦相手が決まり、いよいよという感じ。全員の意識が高く、モチベーションも高い」と自信を示した。順当に勝ち進めば前大会覇者の大分西と準々決勝で対戦することになりそうだ。

 

 今夏の全国高校総体(インターハイ)に出場した大分が第2シードとなった。先発メンバーは2年生が多いが、センターラインに3年生が配置され、チームの骨格を担う。中高一貫校の強みを生かしたチーム戦術が確立され、県高校総体では盤石な強さで優勝した。攻守のカギとなる山口卓己(3年)は、「インターハイに出場したが満足していない。全国選手権は全くの別物だし、全国選手権に出なければ意味がない。3年生にとって集大成の試合、どこが勝ち上がってきても優勝するために勝つだけ」と全国選手権への強い意志を見せた。

 

組み合わせ抽選会の様子

 

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