高校生審判員、笛を吹く 内田一颯(大分工業高校)
2018/08/14
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同世代の試合の審判をする際は懐疑的な目を向けられることもあったが、場数を増やし、適正なジャッジをすることで認知された。試合後には保護者から賞賛され、同級生からも「すごい」と言われるようになった。
今年は県高校総体でも笛を吹き、九州沖縄地区国立高専体育大会や全日本社会人O-40・O-50九州ブロック予選大会大分県予選など大きな大会でも審判を務めた。「大人に混じり審判をするのはすごいこと。審判としての技量はもちろんだが人間的にも成長した」と福山監督。内田自身も経験を重ねることにより、「判断に迷いが少なくなった。自分で試合をコントロールできるようになりたい」と手応えを感じている。
目標は「プロのBリーグや国際試合で笛を吹けるようにS級審判員になること」。内田はスポーツを「する」「見る」「応援する」を経て「支える」立場になって今後もバスケットボールに携わっていく。
県内ただ1人の現役高校生の公認審判員
(柚野真也)