柳ケ浦高校 インターハイへの試金石、九州なでしこ大会出場を目指す
2018/04/14
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九州なでしこサッカー大会の県大会初戦となった中津フットボールクラブPOMATO戦では、先制点を奪われたが浮き足立つことなく、ゲームメークに長けた中尾奈摘(2年)がすぐに得点を奪い返し、3得点全てに絡む活躍で勝利に貢献した。チームは豊富な運動量を武器に、高い位置でのボール奪取から、素早いカウンターでゴールを狙うスタイルを確立している。
一方、不安が露呈したのが、ボールを失う回数の多さだ。ボールを回している時にミスが続き、陣形が崩れた隙を突かれた。ボールが落ち着かないため、攻撃に幅が生まれず、単調なアタックを繰り返した。山口は「空いたスペースでボールを動かし、速攻と遅攻のメリハリをつけなければいけない」と改善ポイントを挙げた。
決勝の相手トリニータは技術が高く、攻守でバランスのとれた好敵手。自分たちの力を推し量る試金石となる。インターハイ、全日本高校女子サッカー選手権の出場を目指すチームの真価が問われる一戦となる。
豊富な運動量を生かしたサッカーを目指す
(柚野真也)