全九州総合選手権県予選 バレーボール男子 大分南が鍛えたメンタルで粘りのプレーを展開し頂点 【大分県】

2025/04/24
  • 新着
  • HEADLINE

全九州バレーボール総合選手権県予選

男子決勝 4月20日 大分南高校体育館

大分南2(25-12、25-23)0大分工業

 

 近年、し烈な優勝争いを繰り広げている大分南と大分工業。ライバル対決となった決勝戦は、大分南が2-0のストレートで勝利し、頂点に立った。

 第1セットから大分南が序盤から流れをつかみ、勢いに乗る展開となった。井手平夏和(いでひら・なお、3年)や嵯峨史都(2年)のサーブが冴え、何度もブレークに成功。攻撃陣は高い打点から次々とスパイクを打ち込み、会場を沸かせた。粘り強い守備で、相手に一度も主導権を渡すことなく、25-12のダブルスコアで圧倒した。

 

 しかし、第2セットに入ると流れが一変。「サーブで崩される負けパターンにハマった」と井手平が語るようにリズムを崩し、1点を追う苦しい展開が続く。それでも選手たちは集中力を切らさず、ボールをつないで粘りのプレーを展開。中盤で逆転に成功し、25-23で優勝を決めた。苦しい場面を勝ち切ったのは技術の高さに加え、気持ちの強さがあったからに他ならない。5年ほど前から取り組むブレイン(メンタル)トレーニングの成果が着実に現れつつある。

 

チームに勢いをもたらした井手平夏和

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ