高松芹羽(柳ケ浦3年)がプロの門戸を叩く 【大分県】

2025/02/01
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 柳ケ浦高校の高松芹羽(3年)が、女子プロサッカーWEリーグのノジマステラ神奈川相模原に入団することが決定し、1月30日に柳ケ浦高校国際交流会館で入団会見があった。長かった髪を切り、登場した高松は凜とした表情で「スタートラインに立っただけ。これからが勝負」と決意を語った。

 

 高松はチームの主軸として、3年連続で全日本高校女子サッカー選手権大会(全日本選手権)に出場した。2年時には全日本選手権で3位、3年時には全国高校総体で3位という結果を残し、柳ケ浦の躍進を支えた。特に注目を集めたのは、高い身体能力を生かした守備とキャプテンとしてのリーダーシップだ。

 ノジマステラ神奈川相模原の江沢慶強化担当部長は、高松の資質について評価する。「ボール奪取力やカバーリングの精度、スピードを生かした守備能力は非常に優れている。さらに、試合中のハードワークや声かけ、向上心あふれる姿勢はチーム全体に良い影響を与えるメンタリティを持っている」

 

 会見の中で、高松はこれまでの道のりを振り返りながら、「正直、プロの世界に入れるとは思っていなかったので、とてもうれしい。これからプロの環境でどれだけ成長できるか楽しみ」と胸の内を明かした。さらに、「高校時代から『応援される選手になりなさい』と指導を受けてきた。これからもその姿勢を貫き、さらに多くの方に応援される選手を目指したい」と語り、初心を忘れない姿勢をみせた。

 

「これからが勝負」と決意を語った高松芹羽

 

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