バスケットボール女子の富士通が皇后杯制覇 江良萌香(大分市出身)の活躍が光る 【大分県】

2024/12/22
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 バスケットボール女子日本一をかけた皇后杯全日本バスケットボール選手権大会は、富士通レッドウェーブが65-55でアイシンウィングスを下し、17大会ぶり4度目の優勝を果たした。勝負を決めたのは、第4クオーター残り3分18秒、江良萌香の鮮やかな3点シュートだった。この一投で逆転に成功し、富士通はそのリードを守り抜いた。

 

 優勝の立役者の一人となった江良は、大分市出身の26歳。滝尾中学校卒業後、愛媛県の聖カタリナ学園高校に進学した。高校時代からその得点力には定評があり、卒業後にWリーグのアイシンに加入した。2022年に富士通へ移籍し、翌年には早くもリーグ優勝を経験。今回の皇后杯での活躍は、移籍後の着実な成長を証明するものとなった。

 

 今季の富士通は、リーグ戦連覇と皇后杯の2冠を目指している。選手層は厚く、江良は日本代表ポイントガードの町田瑠唯のバックアップとしてスタート。しかし、「プレーが安定している。得点が欲しいときに確実にシュートを決めてくれる」とBTテーブス監督から信頼を得て、試合ごとに出場機会を増やしてきた。

 

試合をコントロールする江良萌香

 

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