ボクシング 父子鷹で日本一を目指す赤峰仁(大東中2年) 【大分県】

2024/02/21
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 1月の全九州アンダージュニアボクシング選考会で九州王者となったabox Akamine Fitness Boxing Gymの赤峰仁(大東中2年)が、3月の「第3回全日本UJフレッシュボクシング大会」に向けて、順調に仕上げている。週2回のジムの練習以外に、筋力トレーニングやランニングでスタミナをつけ、お手本とする元世界王者のクリス・ユーバンクJr.の動画を何度も見てイメージを膨らませる。赤峰は「初めての全国大会なので、これまでやってきたことを出し切り、今の自分の実力を確かめたい」と表情を引き締めた。

 

 赤峰とボクシングの出合いは2年前。格闘技をしてほしかったという父・誠さん(45)の勧めでボクシングを始める。父子でボクシングジムに入会し、誠さんは「息子に勧めた手前、自分も同じ環境に身を置きたかった。体を動かすのは好きだったので」と話すが、「息子の成長する姿を一番近くで見たかった」というのが本当の理由だ。ここから父子のボクシング物語が始まる。仲良く一緒にジムに通い、汗を流す。きつい練習でも「父が頑張っているから」「息子の前では弱音は吐けない」と互いに刺激し合った。家庭での会話もボクシングが中心。誠さんは「共通の話題で盛り上がる」と笑う。

 

ボクシングが父子の共通会話となった

 

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