グッドルーザー バレーボール男子 夢舞台にあと一歩届かなかった大分南、3年生の悔しさを下級生が胸に刻む 【大分県】

2022/11/21
  • HEADLINE

 1年生の頃から試合に出て、主軸としてチームを引っ張ってきたセッターの大堀孝一(3年)は「いいトスが上げられなかった。1、2年生は頑張ってくれたのに3年生が支えることができなかった」と涙をこらえることができなかったが、それでも「いつも道を正してくれた柿原先生やチームを引っ張ってくれた鈴木に感謝したい」と前を向いた。

 吹っ切れた表情を見せたのはミドルブロッカーの上田詠路(同)。言葉の端々に悔しさをにじませるも、「来年は県内では負けないと思う。全国でどれだけ勝てるかにこだわって、僕らが目標にしていた全国ベスト8を達成してほしい」と思いを託した。

 

 「練習してきたことが全然出せてなかった。来年は自分たちが最高学年になる。3年生に教えてもらったことを受け継ぎ、チームを引っ張っていける存在になりたい」(前畠)、「シンプルに技術不足。3年生に申し訳ない結果となった。来年は目標だった全国ベスト8を果たして、先輩のおかげでここまで強くなれたんだという姿を見せたい」(嵯峨)と両エースが覚悟を示したように、思うようなプレーができなかった悔しさ、3年生の思いを胸に刻んで大きく成長した姿を見せてくれるに違いない。

 

 

準優勝に終わった大分南

 

 

(甲斐理恵)

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ