リノスフットサルスクール フットボールを楽しみながら成長を重ねる

2017/10/19
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 元バサジィ大分の西村竜司が代表を務め、大分で数少ないフットサルとサッカーの両競技のクラブとして成長したリノスフットサルスクール(以下、リノス)。園児から高校生まで5つのカテゴリーを抱えるクラブは、どんな活動をしているのか。西村の言葉を通して、クラブの理念と実情をリポートする。

 

5つのカテゴリーからなる街クラブ

 

 リノスは2011年に、バサジィ大分でプレーした西村竜司が引退後に立ち上げたクラブだ。フットボールの楽しさを伝えるだけではなく、技術、戦術の上達にも力を入れる。8月に行われた全日本ユース(U-15)フットサル大分県大会で優勝し、21日に始まる九州大会に出場する。また、全国各地で行われる有力チームを集めたサッカーフェスティバルにも積極的に参加し、好成績を収めるなど、ここ数年でメキメキと頭角を現してきた。

 

 クラブには、U-18(18歳以下)をはじめ、U-15、U-12、U-9、U-6と5つのカテゴリーがあり、週3回のトレーニングを実施している。基本的にトレーニングは幼児、小学校、中学・高校とクラスを分けて行っているが、それぞれの間に敷居があるわけではなく、一緒にトレーニングすることも多い。レベルの高い小学生がいれば、中学生のグループに上げたり、中学生を高校のカテゴリーに参加させたり、いわば小中高一貫指導ともいうべき体制をとっている。また、西村が「フットボールに年齢の壁もフットサル、サッカーの競技の垣根もない」と話すように、フットサルとサッカーの両方の大会に出場するなど、既成概念にとらわれないのがリノスの特徴だ。

 

年齢で隔てることなく小中高一貫指導の体制をとっている

 

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