空手道 3度目の日本一に輝いた佐藤凜子、憧れの大野ひかるを追う

2021/09/18
  • HEADLINE

 空手道の“大野ひかる2世”が躍動するー。第21回全日本少年少女空手道選手権の小学5年形で佐藤凜子(秀徳会)が日本一に輝いた。佐藤は「これまで稽古をしてきたことを出せた。楽しむことができた」と喜んだ。

 

 両親が選手だった佐藤は、実業団で活躍した父・龍治さんの試合を見て4歳から空手道を始めた。当初から筋が良く、練習熱心だった佐藤が手本としていたのが、日本代表の大野ひかる(大分市役所・同市消防局)だった。大野の演武を動画で繰り返し見てはまねた。

 小学1、2年時に同選手権で連覇。順調に力を伸ばしていたが、3年生で準優勝となったことが悔しく、悩んでいたときに大野が師事する大分県空手道連盟会長の佐藤重徳師範が率いる空手道場「秀徳会」で練習する機会があった。「凜子にとってのターニングポイントとなった」と龍治さん。

 

稽古に励む佐藤凜子

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ