大分上野丘高校 集中力発揮が勝負を決める 夏の強化プラン⑤
2017/08/22
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大分上野丘高校
県高校総体結果:準々決勝敗退
半数以上の3年生がサッカー部引退の道を選んだが、残った3年生は主軸として部を牽引してきた頼もしい4人。怪我を乗り越え得点源としてチームをリードしてきたFW高橋優人に、守備の要であるCB小原陸、FW河野諒太、GK大野和男が屋台骨となる。準々決勝で敗れた県高校総体での悔しさを胸に、高校生活最後の大舞台へとひた走る。母校での監督就任から2年目を迎える島畑欣史監督は県高校総体を振り返り、勝利を引き寄せる鍵を「集中力の向上」と話した。文武両道を体現する選手たちが最大の武器とする集中力を、いかにしてピッチで持続させるか。その潜在能力が真のパワーを発揮したとき、新たな歴史が刻まれる。
この夏の強化プラン
(1)集中力を発揮し続けるための走力
最大限の集中力を発揮するためには、試合を通してピッチを駆け回るための走力や持久力のアップが不可欠。当然ながら、スタミナが切れてしまえば集中力は続かない。
(2)守から攻への切り替え
攻守の変わり目で後手に回ることのデメリットは計り知れない。いかに敵に先んじて、局面を有利に進められるかが主導権を握るためのポイントとなる。
(3)帰属意識を高める
島畑監督が日々選手たちに説いているのが、「人のためにどれだけ動くことができるか」という言葉。部活外の生活においても、常に自分は組織の一員であり、規律を守る必要性を忘れてはならない。その精神は必ずプレーに現れる。