マネージャー戦記 選手を見守り、支えた3年間 大分東明ラグビー部

2020/01/27
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 大分東明高校ラグビー部の躍進を見守った。同部初となる全国高校ラグビー大会への出場を決めた瞬間は、選手とともに喜び、涙した。高校ラガーマンが憧れる聖地・花園で、これまで支えた選手が駆け抜ける姿が頼もしかった。大分東明のエンジョイ・ラグビーを笑顔で支えた3年生マネージャーが、選手とともに歩んだ3年間を振り返った。

 

加藤綾乃(3年) 城東中学校出身

工藤かんな(3年) 城東中学校出身

 

Q:高校最後の公式戦を花園で終えました。この3年間を振り返ってください。

加藤 3年間、東明のラグビーが強くなる過程を近くで見ることができて幸せでした。花園でプレーする選手は本当にカッコ良かったです。3年間は楽しいことばかりでした。ラグビー部のマネージャーであったことを誇りに思います。

工藤 すべてが楽しかった。最後の最後にみんなの憧れの舞台に連れて行ってもらえたし最高です。選手のみんなには感謝しかない。指導者の先生方も、支えてくれた方々すべてに感謝したいです。ラグビーを通していろんな方に出会えたことも、マネージャーをしていなかったら絶対に経験できなかったことです。

 

Q:大分東明初の全国高校ラグビー大会出場。全国選抜大会や7人制の全国大会などに出場しましたが、花園は別格でしたか?

加藤 これが花園か!という感じでした。グラウンドや会場の雰囲気、すべてがこれまでの大会と違っていたし、圧倒されました。そのようななかで選手は一致団結して、初戦突破した。勝つために集中力を高めている感じは、これまでに見たことがないものでした。

工藤 これまでの大会と雰囲気は全然違うのは私でもわかりました。それでも花園で勝つだろうと思っていました。試合直前は緊張していたけどラグビーを楽しんでいた。それは見ていて伝わったし、東明らしさが出ていたと思います。

東明ラグビーが強くなる過程を見守った加藤綾乃(左)と工藤かんな

 

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