杵築高校体操部 食事指導と地道な基礎練習で下地づくり
2018/02/09
- クラブ・部活訪問
練習は調整日、休業日を除いた週5日。柔軟や筋力アップのための補強運動を取り入れながら平日3時間、土日6時間、選手はたっぷり汗を流す。軽快に技を決める姿が印象的だが、何より求められているのが基礎力の強化。仲島監督は「選手はとにかく派手な技や難しい技をやりたがるが、その技を成功させるための基礎力が足りない。姿勢づくり、筋力を鍛えるなど、根本的な部分を見直す必要がある」と地道な努力の大切さを繰り返し話す。
また、練習と並行して力を入れているのが体づくりに欠かせない食事指導。毎週日曜日に専門知識を持つOBが訪れ、食事の量、食べるタイミング、サプリの活用法など具体的な指導を行う。1年後、2年後のあるべき姿を見据えた食事指導は、大学、さらにその先の舞台を目指す選手たちにとって一番の課題ともいえる。
大きな成果を求めるからこそ必要となる地道な努力。その努力を一つひとつ積み重ねながら、チーム一丸となって「インターハイ予選突破」を目指す。
目標はインターハイ予選突破
(甲斐理恵)