大分豊府高校弓道部 経験を積み、勝てるチームに変貌

2018/01/11
  • クラブ・部活訪問

 11月には1、2年生にとって初めての九州高校弓道新人選手権大会に出場したが、結果は決勝トーナメント1回戦で敗退。準優勝したライバルの情報科学に大きく水をあけられる結果となった。

 

 安達監督は「情報科学とはひんぱんに練習試合をし、互いに切磋琢磨する関係。力は五分。私たちが上位にいく可能性も十分にあった。ただ、予想外の予選突破に戸惑ってしまった。“勝ちたい”という気持ちが足りなかった」と敗因を口にする。

 

 現在は県高校総体での優勝を目標に、これまで出場した大会で見えてきた課題と向き合う日々を送る。個々のレベルアップだけでなく、1年生を鍛え、チーム力を底上げする必要もある。やるべきことは多いが、見据える目標があるからこそ、監督にも、選手にも迷いはない。

 

 低迷期を抜け出した大分豊府は、県新人大会優勝という大きな自信、九州新人大会での貴重な経験を得て、“勝てるチーム”へと変貌を遂げようとしている。

 

九州新人大会などの経験を生かし、さらなるレベルアップを目指す

 

(甲斐理恵)

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