大分南高校女子空手部 それぞれの目標に向かって、見合う努力と自立心を養う

2017/12/15
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 通常練習は17時から始まる。技の正確さとスピードを競う形。一対一で対峙する組手。どちらの競技にも必要な基礎体力、スピードをコントロールできる筋力を対人練習で養う。3月までは基礎体力向上に重きを置き、足腰の鍛錬に力を入れ、突き、蹴りの質を高める。キャプテンの安達志保は「全国で通用する空手を身に付けたい。九州大会ではビビってしまったので、気持ちで負けない練習をしたい」と強いまなざしで全国での活躍を誓う。

 

 全国選抜大会では「まずは初戦突破」を目指し、夏のインターハイにつなげる収穫と課題を手にしたい。

 楽しく、厳しく―。校舎の最上階にある道場から気合に満ちた声が響く。目標を達成するための妥協なきトレーニング。「どれだけ努力したか。結果だけでなくプロセスも大事。いろんな意味で自信を持ってもらいたい。自信の裏づけになるものは何かといったら、やはり努力。ここまでやり遂げたということが試合や社会に出たときに役立つ」。空手を志す者、ひとりの人間として髙橋監督は自立心を求める。

 

3月の全国選抜大会に向けて気合十分

 

(柚野真也)

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