藤蔭駅伝・陸上部 現状維持は後退、九州大会より上へ
2019/12/01
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誰もが順調に成長するわけでもなく、伸び悩む選手も出てくる。そんな選手には、「理想に執着し過ぎて焦り続けるより、現実からスタートし直すことは最終的に良い結果を生む」と説く。笠野愛菜(2年)は中学2年の頃からベスト記録が更新できなかったが、河津監督の教えを受け入れて成長した選手のひとり。「今まで言われたことを言われた通りにやってきたが、今は自分の意見を言えるし、相談もできる」。今年の県駅伝競走大会、全九州駅伝で1区を走り抜けた。
監督と選手の信頼は厚いが、「自分のために走ってほしい」と次なる目標を掲げた。男女とも目標の全九州駅伝に出場したが惨敗。河津監督は「九州大会出場に満足してはいけない。現状維持は後退。九州のレベルは高いがしっかり競えるレベルにならないといけない。そして県内でも優勝を目指せるチームにしたい」と話した。
男女とも今年は全九州高校駅伝に出場した
(柚野真也)