
県高校総体 バレーボール男子 仲間との絆で栄冠をつかんだ大分南 【大分県】
バレー
高校バレーボールの祭典「全日本高校選手権大会(春の高校バレー)」への出場権を懸けた県代表決定戦が大詰めを迎える。ここでは注目選手に「気になる選手」を聞いた。
藪谷理咲(大分商業高校3年)
ライト、175cm、稙田南中学校出身
1年の頃から左のエースとしてコートに立つ大分商業の大黒柱。チーム事情を考えればセンタープレーヤーで使いたいところだが、将来性を考えてサイドアタッカーとして起用し続けた。ライトからの強烈なストレートは、どのチームにとっても脅威となる。「臼杵に勝って、東龍を倒す。試合の入り方が重要になるので、1セット目を取って優位に試合を進めたい」
ライバルはこの選手です!
山崎成実(臼杵高校3年)
「同じポジションでポイントゲッター。中学の頃に対戦した。臼杵戦はサーブで崩して、コンビバレーで圧倒したい」
岡部さくら(大分商業高校3年)
レフト、167cm、上毛中学校(福岡県)出身
高校1年のときに足首、膝を故障し、長期離脱。今年6月の膝のけがで県高校総体では思うようなプレーができなかった。藪谷同様に1年生から先発メンバーとしてコートに立ち、春の高校バレー県予選では2年連続で東龍に敗れている。高校最後の大会となる今大会への思いは誰よりも強い。「先輩たちの分まで悔しさを晴らしたい。とにかく勝つ。それだけ」。短い言葉に強い決意を感じる。スパイク、サーブ、レシーブなどバレーセンスは高く、巧みさがある。エースとしての自覚もあり、最高のプレーでチームを勝利に導く。
ライバルはこの選手です!
合屋咲希・梅津憂理(東九州龍谷高校3年)
「この二人以外にも東龍の同じ中学校出身の選手には負けたくない。県高校総体は、ほとんど試合に出ていないので、迷惑をかけた分、1点でも多くポイントを取りたい。東龍には高さで負けるので粘り強いレシーブで対抗したい」
山崎成実(臼杵高校3年)
ライト、160cm、長洲中学校出身
身長は高くはないがジャンプ力があり、左右どちらからでも的確に決められるポイントゲッター。けが人が多いチームにおいて貴重な得点源として期待がかかる。春の高校バレー県予選では2年間負け続けている大分商業を倒し、決勝の舞台に立つのが目標。
ライバルはこの選手です!
合屋咲希(東九州龍谷高校3年)
「中学の頃から何度も対戦して、やられてきた。力強いスパイク、キレのよさ、腕の振りの速さなど手本になる。同じポジションのライバルであり、憧れの存在」
疋田美晴(臼杵高校2年)
リベロ、159cm、臼杵中学校出身
サーブ、レシーブのうまさはピカイチ。ボールに対する反応が早く、守備範囲も広い。守りの中心として欠かせない選手であり、監督の信頼も厚い。多くを語らず、プレーで責任を果たすタイプ。「東龍を倒す」と断言する負けん気の強さで2年生ながらチームを牽引する。
ライバルはこの選手です!
吉田鈴奈(東九州龍谷高校2年)
「大分商業、国東のリベロは3年生だが、東龍のリベロは自分と同じ2年生。守備範囲が広く、すごい選手だと思うが、同じ学年なので負けたくない」
川崎優(国東高校3年)
リベロ、162cm、長洲中学校出身
どんな状況でも冷静にチームを引っ張るクールなキャプテン。ディフェンスの要としても大きな存在感を放つ。「東龍のスパイクを1つでも多くとりたい」「コートのなかのコミュニケーションをもっと高めて、一人ひとりが考えてプレーできる環境を作りたい」と責任感も強い。
ライバルはこの選手です!
山崎成実(臼杵高校3年)
「小・中学校と、ずっと同じチームでプレーしていた。身長は高くないが、ジャンプ力があり、長身の選手と変わらないスパイクが打てる選手。お互いのことを分かっているからこそ負けたくない」
河上真季(国東高校3年)
レフト、167m、判田中学校出身
1年時からレギュラーとしてコートに立つ国東のエース。経験値は高く、状況を見極めた“考えたプレー”で相手チームを翻弄する。「2年間、準決勝で東龍に負けている。今年は対策も練っているし、チーム一丸となって勝ちにいきたい」。その目は真っ直ぐに東龍を見据えている。
ライバルはこの選手です!
後藤菜摘 (大分商業高校3年)
「中学選抜で同じチームだった。どんな状況でも怖がらずに打つことができる強気でパワフルな選手。県高校総体で、自分が前衛のときにスパイクを打ち込まれたのが悔しかった。今度は絶対に勝ちたい」
(柚野真也&甲斐理恵)
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