
サッカーU―17日本代表 代表の誇りを胸に、平野稜太が世界へ挑む 【大分県】
サッカー
全国高校サッカー選手権県予選が10月19日から始まる。今回は大会を盛り上げ、会場を沸かせるであろう注目の選手たちを紹介するとともに、彼らのライバルや対戦したい相手を聞いた。
点取り屋 伊藤光琉(中津東3年)
2006年11月18日生まれ、170cm・66kg、城北中学校出身(中津市)、前所属はFC中津ユナイテッド
高校3年間で成長した選手の一人。シュートを決める能力は高かったが、鋭い飛び出しで相手の守備ラインを突破し、チャンスメークできるようになったことでプレーの選択肢が増えた。前線からボールを追い、パスコースを制限するなどの守備力も高まり、今やチームに欠かせない存在となった。「チームの原則であるハードワーク、球際、切り替えを体現し、得点とアシストでチームの勝利に貢献したい」と今大会への意気込みを語った。
気になる選手
DF 外園優心(柳ケ浦3年)
県新人戦やリーグ戦で対戦したが、自分が得点に絡む仕事ができなかった。外園は体が強く、パワーもある。そこで勝負はできないので足元の技術やスピードで対抗したい。決勝で対戦できることを楽しみにしている。絶対勝つ!
スピードスター 沢田奏太(大分上野丘3年)
2006年7月22日生まれ、175cm・61kg、鶴谷中学校出身(佐伯市)、前所属はFC佐伯S-PlayMINAMI
県高校総体で大分西に0-2で敗れ、3回戦負け。「結果を残せず不完全燃焼に終わった」と大会後は引退せず、チームに残り夏休みの県外遠征など帯同した。勉強と部活の両立は大変だが、「チームが苦しいときに得点できる選手になる」と、大会への思いを口にした。スピードと身体能力に定評のある本格派ストライカーは、前線でタメをつくるキープ力に加え、得点力も高い。「全試合全得点でチームを勝利に導く」と、プレーでチームを引っ張る。
気になる選手
MF 百田凌基(日本文理大付属3年)
中学まで一緒のチームでプレーした仲間。パスセンスがあり、自分との相性が最高に良く、彼のパスから得点を量産できた。高校最後の大会となるので、お互い悔いのない最高のプレーができたらいいなと思う。
(七蔵司)
点取り屋 八尋馳(柳ケ浦3年)
2006年8月9日生まれ、173cm・68kg、新津中学校出身(福岡県)
身体能力を生かした躍動感あふれるプレーでゴールを狙う。フィニッシュの形はヘディング、ディフェンスライン裏への抜け出しからの正確なシュート、ダイナミックなミドルシュートなど多彩。さらに巧みなポストプレーでチームの攻撃の幅を広げ、大一番での勝負強さも光る。今大会の得点王候補は「(県の新人戦や総体に続く)三冠のプレッシャーはあるが、毎試合複数得点を決める。コンディションを最高の状態にして大会に臨みたい」と力強く語った。
気になる選手
対峙する選手全員
誰が相手であろうと関係ない。対峙(たいじ)した選手との駆け引きはあるが、自分のプレーを出すだけ。今は勝つことだけに集中している。これまでやってきたことを出し切りたい。
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