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全国高校サッカー選手権県予選前企画 注目選手とライバルたち(2) 【大分県】

全国高校サッカー選手権県予選前企画 注目選手とライバルたち(2) 【大分県】

 全国高校サッカー選手権県予選が10月19日から始まる。今回は大会を盛り上げ、会場を沸かせるであろう注目の選手たちを紹介するとともに、彼らのライバルや対戦したい相手を聞いた。

 

チャンスメーカー 清水和(大分3年)

2006年6月30日生まれ、176cm・72kg、大分中学校出身(大分市)

 

 

 個人スキルが高く、テクニシャンの多い大分を象徴する選手だ。才気にあふれ、魅惑のボールタッチで敵を翻弄(ほんろう)し、キレのあるドリブル突破は常に相手DFの脅威となる。当たりの激しい九州の強豪校とリーグ戦を戦うことで体幹も鍛えられ、キープ力が増した。「1回戦からいい相手(大分東明)と対戦できる。そこに勝てば波に乗れる」と一戦必勝の思いは強い。2年ぶりの優勝に向け「チームの状態はいい」と、キャプテンとしてもチームを引っ張る。

 

気になる選手

DF 外園優心(柳ケ浦3年)

 9月の九州トレセンで一緒にプレーした。センターバックとしての能力が高く、体も強い。セットプレーでは得点源にもなれる。マッチアップすることはないと思うが、少しでも嫌なプレーをして隙を突きたい。

 

 

ポストワーカー 今井優人(鶴崎工業3年)

2006年10月4日生まれ、185cm・75kg、城東中学校出身(大分市)、前所属はFCレガッテ

 

 

 長身を生かした空中戦の強さはもちろん、前線でためをつくるキープ力も光る。堅守速攻を基盤とする鶴崎工業の攻撃は、今井の出来がカギを握る。「まずは自分が競り勝つことでチャンスが広がる」と、チームのために泥くさいプレーもいとわない覚悟だ。大会が近づき、自分の役割がより明確になり迷いはない。「これまで大事なところでシュートを外しているので、恩返しのゴールを決めたい」と1試合1得点を目標に掲げる。

 

気になる選手

FW 八尋馳(柳ケ浦3年)

 同じポジションだからこそ彼のすごさが分かる。身長は自分より低いがジャンプ力があり、空中戦に強い。得点感覚に優れ、量産できる。チームを勝たせることができるストライカーがすごい選手だと思うので、そこでは負けたくない。

 

 

司令塔 志賀杏陸(大分鶴崎3年)

2006年4月13日生まれ、165cm・55kg、明野中学校出身(大分市)、前所属は大分トリニータU-15

 

 

 試合の流れを冷静に見極めながら、緩急織り交ぜた展開力でチームをコントロールする。大分トリニータの下部組織出身で高度な技術に定評があり、正確なパスワークで攻撃を操る。チームの攻撃のすべては彼を経由すると言っても過言ではなく、得点への積極性も高まり、怖さが増した。「最後に勝つのは自分たちだ」と闘志を燃やす。

 

気になる選手

DF 石本頼杜(鶴崎工業3年)

 中学まで一緒にプレーした仲間。高校は別々になったが、今も仲はいい。ただ、県新人大会、県総体で負けた相手の選手。次は絶対に負けられないし、最後に勝つのは俺。勝って勢いをつけさせてもらいます!

 

 

(七蔵司)

 

大会結果