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国スポ 期待高まるチーム大分 今年も千点以上目指す 【大分県】

国スポ 期待高まるチーム大分 今年も千点以上目指す 【大分県】

 チーム大分が集結。10月に佐賀市で総合開会式が行われる国民スポーツ大会(旧・国民体育大会、国スポ)の大分県代表結団壮行式があった。麻生益直団長(大分県スポーツ協会長)は「昨秋の鹿児島国体では悲願の天皇杯(男女総合)得点1000点を達成した。今年は国スポと名称が変わり、節目となる大会。今年も千点を目指そう」と呼び掛けた。

 

 総合開会式で旗手を務めるフェンシング少年男子の河野拓海(大分豊府3年)に団旗が手渡された。佐藤樹一郎大分県知事が「パリ五輪や北部九州総体で県勢が活躍し、県民のスポーツへの関心が高まっている。大分県代表として誇りと自信を胸に、勇気と感動、元気を与えてほしい」と激励した。選手を代表して、バレーボール少年女子の忠願寺風来(東九州龍谷3年)は「熱い声援を送ってくれる方々のために、結果で恩返しをしたい。チーム大分の一員として力を発揮したい」と活躍を誓った。

 

選手を代表して決意表明した忠願寺風来

 

 チーム大分は、35競技に約400人の選手が出場する。既に会期前競技が実施され、競泳の成年男子やカヌーの成年女子がメダルを獲得し、バトンを託された。大会3連覇を目指すアーチェリー少年女子の石井美羽(大分東明2年)は「壮行会に出て、気持ちが高まった。団体3連覇はもちろんだが、個人優勝も狙いたい」と話し、同じく3連覇を狙うなぎなた少年女子の山名七海(大分西3年)は「九州大会や高校総体で(開催県の)佐賀に負けているので、勝ちたい思いは強い。メンバー全員の力を合わせて頂点を目指す」と意気込みを語った。

 

 総合開会式は10月5日に佐賀市のSAGAスタジアムで行われ、15日まで熱戦が繰り広げられる。昨年は天皇杯得点1091・5点を獲得し、天皇杯、皇后杯ともに18位となった。今大会では大分県の「お家芸」であるフェンシング、なぎなた、ライフルの他、高得点となる団体競技のラグビーやバレーボールにも期待が高まる。

 

最後に「ガンバロー」を三唱した

 

 

(柚野真也)