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国スポ サッカー少年女子 手応え十分、初戦突破を目指す 【大分県】

国スポ サッカー少年女子 手応え十分、初戦突破を目指す 【大分県】

 昨年に続き国民スポーツ大会(旧・国民体育大会、国スポ)への出場を決めたサッカー少年女子。予選となる九州ブロック大会では、初戦で宮崎にPK戦の末に勝利し、2試合目の熊本戦では2-0で快勝して出場権を獲得した。

 

 県代表チームは柳ケ浦、稲葉学園、大分トリニータレディースの16歳以下の選手で構成している。週に1度の合同練習を重ねてきた。チームスタイルやコミュニケーションの部分で一体感を生み出すまでに時間を要した。キャプテンのMF田淵聖那(柳ケ浦2年)は「チームとしてまとまるまで大変だったが、練習試合や九州ブロックを戦うことで課題を修正して、いい雰囲気になっていった」と振り返る。

 

国スポに向けてチームの一体感がカギになる

 

 基本システムは4バックで、対戦相手によって中盤の枚数を変える。最終ラインからパスをつなぎ、攻撃を組み立てる戦い方は浸透しており、得点源として期待される村上凜果(柳ケ浦1年)ら個の力のある選手がフィニッシャーとなる。田淵は「それぞれのチームのやり方とは違う部分もあるが、ポジションの近い選手同士で調整しながら、互いの持ち味を発揮できるようになっている」と手応えを口にする。

 

 国スポでは初戦突破が目標。横田悠樹監督(稲葉学園教諭)は「大分代表として恥ずかしくない試合をしたい。支えてくれた方々のために結果で恩返ししたい」と話す。昨年も出場した経験のある田淵は「1回も勝てずに大会を終えた悔しさが、ずっと残っていた。まずは1勝したい」と意気込みを語った。

 サッカー少年女子は21日から、SAGAサンライズパークボールフィールド(佐賀市)などで実施される。

 

3チームの選手で構成する大分県代表

 

 

(柚野真也)

大会結果