
サッカーU―17日本代表 代表の誇りを胸に、平野稜太が世界へ挑む 【大分県】
サッカー
全国高校総体サッカー女子
7月30日〜8月2日 リーフラスフットボールパーク(北海道)など
1回戦 1-0鹿島学園(茨城)
2回戦 2-2(PK3-1)常盤木学園(宮城)
準々決勝 0-2大商学園(大阪)
日本一にはあと一歩届かなかったが、柳ケ浦の名を知らしめた。年末年始にあった全日本高校女子サッカー選手権に続き、全国高校総体でも3位タイとなった。キャプテンのDF高松芹羽(3年)は「結果に対してはうれしさもあるが、日本一を目指していたので納得できない部分がある」と悔しさを口にした。
九州予選を2位突破し、5度目の出場となった全国総体。九州の強豪校とは違ったタイプのチームと対戦し、「通用する部分もあったし、課題も見つかった」(高松)。組織的な守備とハイプレスで真っ向勝負を挑み、初戦を突破した。準々回戦は先制点を許したが、後方からボールをつなぎ、スピードがある選手のいるサイドに展開してゴールを狙う攻撃の形を発揮して2得点。試合終了間際に同点に追いつかれたが、PK戦を制した。
日本一に向けて練習から厳しさが増した
準決勝は日本代表U-18の選手を擁する大商学園(大阪)と対戦した。個々の技術で上回る相手に組織で対抗した。今大会1得点のFW松田吏真(2年)は、技術の差を実感したが「これまで積み重ねた戦い方を貫けばいい」と手応えも感じた。何より高校女子サッカーの2大大会で連続3位と結果を残したことは大きな自信となった。
次こそは日本一との思いは、さらに強まった。高松は「もう一度、守備を整理して、自分たちの強みは何なのかをはっきりさせたい」と話す。松田は「ゴールまでボールは運べている。あとは決定力。そこは自分を含め前線の選手の役割になる。1試合1得点できる選手になりたい」と高いレベルのプレーを目指す。
まずは今月14日にある全日本選手権県予選を突破することが直近の目標となる。高松は「いい流れをつくって全日本選手権に勢いをつけたい」とチームの思いを代弁した。
攻守の軸となる高松芹羽(左)と松田吏真
(柚野真也)
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