
県高校総体 バレーボール男子 仲間との絆で栄冠をつかんだ大分南 【大分県】
バレー
全国高校総体バレーボール競技
女子 7月26日 ダイハツ九州アリーナ
予選グループ戦
東九州龍谷0-2金蘭会(大阪府)
敗者復活戦
東九州龍谷2-0金沢商業(石川県)
地元開催で日本一を目指すバレーボール女子の東九州龍谷(東龍)は、予選グループ屈指の好カードとなった金蘭会(大阪府)との試合で0-2のストレート負け。年代別の日本代表が6人いる強豪校に力負けし、金沢商業(石川県)との敗者復活戦に臨むことになった。相原昇監督は「(金蘭会の)ブロックの高さに苦しんだが、心が折れるような負け方ではなかった。選手も気持ちをすぐに切り替えることができた」。
金蘭会戦後に学校に戻り、リセット。冷水で体を冷やし、みんなで昼食を食べて、「次の試合に勝てばいい」と気持ちを一つにした。
金沢商業との試合は藤崎愛梨(2年)のスパイク、サービスエースなど連続6ポイントでリードを広げ、勢いに乗った。1年生セッター吉村はぐみの相手に的を絞らせないトスワークで、強打に速攻を効果的に絡め、第1セットを25-9で先取した。
気持ちを切り替え2試合目に臨んだ
第2セットはキャプテンの忠願寺風来、梶山葵の3年生が引っ張った。忠願寺は「一気に行くよ」と声を掛け、梶山は「下級生が思い切りプレーできるように気持ちを前面に出した」と、スパイクを決める度に大きな声を張り上げた。3年生のプレーは、チームの思い切りの良さを引き出した。サーブで相手の守備を崩しリードを奪うと、多彩な攻撃で圧倒した。
相原監督は「ここからが勝負。この2試合の反省を生かし、相手の弱点を突くようなプレーをして勝ち上がりたい」と決勝トーナメントではギアを上げる。梶山は「最後のインターハイに懸ける思いは、これまで以上に強い。今までやってきたことを出し切る。そして、東龍のバレーを、強い東龍を、地元の皆さんに見せたい」と強い思いを示した。
気持ちを前面に押し出した梶山葵
(柚野真也)
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