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少年サッカー 大分トリニータU-12が優勝 【大分県】

少年サッカー 大分トリニータU-12が優勝 【大分県】

第13回全日本不動産協会杯争奪U-12サッカー大会大分県大会

決勝 7月7日 レゾナックサッカー・ラグビー場Aコート

大分トリニータU-12 0(PK2-0)0 FC JUNIORS

 

 「試合時間が(通常より前後半5分)短いので前のボールを運ぶ意識を強くした」

 大分トリニータU-12の首藤圭介監督がそう語るように、立ち上がりからボールへの寄せを早くした。奪ってから攻撃の矢印はゴールに向け、いい形で前線につながった。

 

 キャプテンの有村泰史郎(6年)はパスを散らし、時にはドリブル突破からチャンスをつくる。スコアレスで折り返した後半は、さらに攻撃力が増した。スピードのある福田翔大(同)が自らの突破からシュートを狙い、高橋和真(同)は果敢にミドルシュートを放つ。再三の決定機は相手GKの好守に阻まれ得点はできなかったが、終始大分トリニータU-12のペースで試合は進んだ。

 

決定機を多くつくり出した

 前後半の30分で決着はつかず、勝負はPK戦に突入。大分トリニータU-12は2人がしっかりゴールを決め、勝利した。GKの井上颯太(6年)は「準々決勝でもPK勝ちしたので自信はあった。(決勝は)相手がシュートを外したが止める自信はあった」と大きく手を広げ、相手にプレッシャーをかけた。

 

 炎天下の中、準々決勝から1日3試合のハードスケジュールで優勝を手にしたチームは、大きな自信を得た。首藤監督は「決定機を決め切れない課題は出たが、勝ったことで前向きに取り組める。体の強さを身につけ、より技術を向上させ、個々の力を引き上げたい」と総括した。

 

優勝が大きな自信に

 

 

(七蔵司)