大分上野丘高校ラグビー部 佐藤武信(3年) file.827
ラグビー
別府ラグビースクールフェスティバル 未来のラガーたちが元気にプレー!
創設から約40年の歴史を持つ別府ラグビースクール(別府RS)の主催により、日頃から親交のあるチームが県内外から集まる「別府ラグビースクールフェスティバル」が別府市の野口原総合運動場で行われた。
このフェスティバルは、5年前から毎年12月に開催されている。生徒たちの家族にもボールに触れてもらうスタイルで、親子でラグビーに親しんでほしいという思いから始まった。2年前からは交流戦スタイルになった。小学校低学年(1・2年)、中学年(3・4年)、高学年(5・6年)の3部門に分かれて、今年も大勢のちびっこラガーたちが元気なプレーを見せた。小学生未満のラガーも初心者向けのタグラグビーに参加した。
元気なプレーを見せたちびっこラガー
この日集まったのは別府RSのほか、玖珠少年RS、中津RS、延岡少年RS(宮崎)、京築少年少女RS(福岡)、宇部小野田RS(山口)、山口RS(同)の6チーム。晴れた空にときおり粉雪が舞うグラウンドで、小さな体で果敢にタックルしたり、コートを駆け抜けてトライしたり、どのチームも寒さに負けず大ハッスル。高学年になるとパス回しも本格的になり実践さながらにしのぎを削っていた。また、ほとんどのチームに女子の姿があり、男子顔負けのプレーを披露していた。
参加チーム中、延岡少年RSの6年生は11月にあった九州大会(トライドリームカップ)で優勝し、来年2月24、25日に大阪市で行われる全国大会(ヒーローズカップ)に初出場する。決勝リーグ進出を目標に、全国でどこまで通用するか試したいと意気込む橋口弘次監督は、チーム創設の30年前から別府RSと交流がある。「このような交流を通じてラグビーの輪を広げ、次の世代につなげたいですね」と語った。
高学年の試合は白熱した
(冨松智陽)