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トリニータ 弓塲将輝インタビュー「目標は海外にチャレンジ、日の丸を背負ってワールドカップで戦いたい」

トリニータ 弓塲将輝インタビュー「目標は海外にチャレンジ、日の丸を背負ってワールドカップで戦いたい」

大分トリニータは11月12日、レゾナックドーム大分でザスパクサツ群馬と対戦する。MF弓塲将輝にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は11月10日付本紙に掲載)

 

 「ミドルシュート、ズドーンが理想ですが、とにかく泥くさく点を取りにいきたい」と話す弓場将輝選手。プロ3年目の今季は故障なくプレーできたが、「試合に出るのは当たり前じゃない」ことを痛感したという。

 

後半戦は試合に絡めない時期がありましたね。

 今季は、プロになって初めてシーズン通して出場することができましたが、次第にコンディションが落ち、思うように体が動いてくれなくなりました。そこで、まず「初心」を思い出してみようと考えました。

 

「初心」というのはプロになった頃のことですか?

 いえ、それよりもっと根本のところ、楽しくサッカーができていたな、っていう頃のことです。その時の気持ちを思い出してやっていたら、段々と上がってきました。この年齢(21歳)で壁に当たり、挫折を味わったことは、いい経験になったと思っています。

今年は、通信制の「ネットの大学 managara」の3年生になりましたね。

 プロになった時、Jリーグの研修会でこの大学の存在を知り、午後からの時間をうまく活用できるなと考えました。セカンドキャリアを考えると、大卒の資格が取れることは大きな魅力でした。勉強はあまり得意なほうではないので、こなすだけになっているかもしれませんが、毎回小テストを受け、レポートを提出して単位を取っています。この大学への入学はJリーグでは初めてで、後輩たちのためにも「しっかり卒業しないと」っていう責任感のようなものを感じながら頑張っています。

 

来季はユースから3人がトップチームに入りますね。  

 そうですね。トップに入ることがゴールではないので、今の時期にどれだけきついことに立ち向かっていけるか、強いフィジカルやメンタルを培っていけるかが大事だと思います。

 

将来の目標を聞かせてください。  

 海外でチャレンジしたいし、日の丸を背負ってワールドカップで戦っていきたいです。

 

(小野郁)