
サッカーU―17日本代表 代表の誇りを胸に、平野稜太が世界へ挑む 【大分県】
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全国高校サッカー選手権大会県予選の組み合わせが決まった。10月8日に開幕を迎える。37校が、高校サッカーの最高峰となる「全国選手権」への出場権を懸けてトーナメントで戦う。
今夏の全国高校総体(インターハイ)に出場した大分鶴崎が第1シードとなり、初戦は中津北と対戦する。キャプテンの遠山隼都(3年)は、「インターハイで全国の強さを知り、全国で勝つことに目標が切り替わった。県内では、どこが相手でも、勝って全国に行くことに変わりはない」と王者としての風格を示し、今大会は全国高校総体県予選と同じように「全試合無失点に抑え、最多得点で優勝したい」と攻守で圧倒して頂点を目指す。
2月の県高校新人大会で優勝した大分は第2シード。初戦の相手は大分雄城台となる。全国高校総体の出場を逃したが、気持ちを切り替えた。今夏は県外の強豪校と練習試合を重ね、チームの底上げに成功した。個々の個人能力に優れ、攻撃の意識が強い。キャプテンの吉川獅子心(同)は、「チーム一丸となって、いつも通りの力を出すことが大事。優勝しか考えていない」と力強く語った。
第1シード大分鶴崎のキャプテン遠山隼都
県高校新人大会でベスト4、県高校総体で準優勝、着実にステップアップを図る鶴崎工業は、第3シードを得た。「一戦一戦勝ちにこだわり、格の違いを見せつけたい」とキャプテンの倉見颯(同)。守備主体のチームとして生まれ変わり、1点を泥くさく取るサッカーで1981年以来の2度目の優勝を目指す。
第4シードは大分上野丘。県高校新人大会、県高校総体の2大会で4強入りした。県内有数の進学校であるため、3年生のほとんどは夏を前に部活を引退し、残ったのはFWの柳井遼平のみ。1、2年生主体のチームのため、他のシード校に比べて戦力、成熟度で劣るが、キャプテンの中山比呂(2年)は「団結力で一戦一戦、全力で戦いたい」と活躍を誓った。
約1カ月で最大5試合を行う大会で、頂点に立つのはどのチームなのか。決勝は11月5日に大分市の昭和電工ドーム大分で行う。
シード4校のキャプテンへのインタビューはこちらから視聴できます。
抽選により県予選の組み合わせが決まった
(柚野真也)
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