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トリニータ 弓場将輝インタビュー「勝負の神様は細部に宿る」

トリニータ 弓場将輝インタビュー「勝負の神様は細部に宿る」

大分トリニータは7月30日、昭和電工ドーム大分で東京ヴェルディと対戦する。MF弓場将輝にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は7月28日付本紙に掲載)

 

 「自分の行動や発言に責任を持ち、トリニータアカデミーの後輩の目標になりたい」と話す弓場将輝選手。チームの信頼を増すため、日々を大切に過ごす。夢は「スペインリーグ1部で強豪チームを倒したい」。

―独自のケア法はありますか。

梅干しを食べています。脚がつりやすくて「何が足りないんだろう」と考えた結果、クエン酸=梅干しになりました。効果を感じています。

 

―アカデミーの後輩である保田堅心選手とボランチを組むことが多いですが、息が合っていますね。

 やりやすいです。堅心や佐藤丈晟(いずれも2種登録、来季トップに昇格予定)を見ていると「あの頃の自分は、こんなに生き生きとプレーしていたかなあ」と思うことがあります。学ぶべきところも多いし、ちょっと焦りも感じたり(笑)

―アカデミーでは梅田高志監督や山崎哲也監督(現アビスパ福岡)の指導を受けたそうですね。

 2人とも厳しかったですが、体中に情熱があふれていて大好きです。感謝しかないですね。キャプテンに指名されて最初は嫌だったんですが、今振り返るといい経験でした。哲さん(山崎監督)からは「勝負の神様は細部に宿る」と常に言われていて、座右の銘にしています。

 

―高校2年からボランチを務めていますが、その魅力は。

どのポジションも大切ですが、ボランチはチームの司令塔、かじ取り役。シモさん(下平隆宏監督)からは常に「体使って、頭動かして」と言われています。自分の足りないところは明確に分かっているので、そこを伸ばしていきたいと思います。

 

―具体的には?

今は守備的なボランチだと感じているので攻撃の部分ですね。クロスや前線の選手と絡む場面でのスルーパスを特に意識しています。誰にでも同じレベルで出せる技術、質を高めていきたいです。これができたらもっと強くなれると思っています。

 

(小野郁)

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